マウスピースのアレルバスター加工
近年金属アレルギーの方が増えており、管楽器のマウスピースのお問い合わせを数多く頂いております。
従来のマウスピースへの金メッキが取れてくるという問題から、当社のアレルバスター加工をすることにより、より耐久性と耐金属アレルギーを考えたコーティングをご提供させていただいております。
第433回日本皮膚科学会大阪地方会で「金属アレルギーを発症しても金管楽器演奏は可能である」との発表で、当社の金属アレルギー防止加工をしたマウスピースが紹介されました。
- 第433回日本皮膚科学会大阪地方会
- 鶴田大輔、石井正光(大阪市立大学皮膚科)
- 後藤仁志(大阪市立大学代謝内分泌内科)
- 兼藤紀美子、酒井文子(石切生喜病院皮膚科)
アレルバスター加工(金属アレルギー防止コーティングについて)
お預かりしましたマウスピースに、特殊下地処理とチタンのイオンプレーティングをさせて頂きます。
イオンプレーティングについて
色はゴールドかシルバーをお選びいただけます。
ご使用者様の声
東京都 R.H.様(某高校の吹奏楽部の先生です)
以前金メッキのマウスピースを使っているときは身体の調子と共に唇の調子が悪くなり腫れたり切れてしまったりしたのですがこのマウスピースにかえてからは身体の調子が悪くても唇の調子は全く悪くならなくなりました。
音色は金メッキのマウスピースに比べ、少し明るくきらびやかな感じになりましたが、演奏することについての問題は全くありませんでした。
京都府 M.U.様
長年ホルンを吹いて参りましたが、5年ほど前から、時折唇が何とも言えないようなかさつきを覚えるようになり、治ってはまた悪化したりの状態が続きました。
アマチュアではありますが、楽器を吹くからには、練習の成果がコンディションの悪さで妨げられるのはとても悔しいものがあります。
もう楽器も止めようかなと思うこともありますが、偶然ツイッターで御社の企画を知り、飛びついてしまいました。
仕上がりはとても美しく、また使用感も違和感がありません。唇の状態も改善し、もうこの1ヶ月悪化することはありませんでした。コンサート本番も迎えましたが、唇を気にすることなく吹ききることが出来ました。
金管吹きの中で金属アレルギーは珍しいものではなく、代替となるマウスピースもあれこれ売り出されてはいますが、やはり気に入っているマウスピースをそのまま使いたいと思っていました。
今回のコーティングは、正に理想的なものとなり、本当に感謝しています。ありがとうございました。
熊本県 T.F.様
先日は、マウスピースのチタンコーティングを施工していただき、ありがとうございました。
前までは、丸一日楽器を吹くと次の日は唇がカサカサになり、またひび割れ等で薬が手放せず、その副作用でデキモノもでき、大変不便な思いをしておりました。
しかし、演奏会は待ってくれないので、練習が本格的になってくると、ベストな状況からどんどんかけ離れていくのを何年も経験しました。
その中、見かねた先輩から紹介していただき早速注文すると、施工も早くまた、リムに傷がついていたのも研磨して(メールで施工確認あり)もらい、きれいになって返ってきました。
当たりも吹き心地も特に変わらず、肝心な効果も嘘のように改善され、2回公演あった定期演奏会も無事にこなす事ができました。
今後は、マウスピースを買い換えた時にも必ずコーティングを頼みたいと思います。
本当にありがとうございました。
※研磨を施した例
香川県 T.O.様
オーケストラ、吹奏楽団、金管バンドでチューバを吹いています。
普段、銀メッキのマウスピース(A社)を使用しており、口周辺の痛みや水ぶくれで悩んでいましたが、気に入ったマウスピースなので我慢して使用していました。
使用レポート
9~11月 | A社銀メッキでオーケストラの練習(週1日)に参加。 約3時間の合奏で、チューバなので吹いているのは1時間程度だが、終わる頃には口周辺に水ぶくれができる。 |
11月中 | オーケストラのリハーサル、ゲネプロ、本番と2日間の演奏。 本番前には痛みのために口に当てるのもツライ。翌日は皮がむける。 |
12月初 | A社マウスピースをチタンコーティング施工に出したので、B社ピンクゴールドメッキを使用。 金管バンドの練習に参加。ほとんど吹き通しの約3時間の合奏で、赤くなり腫れが出る。 |
12月中 | チタンコーティングされたA社マウスピースが自宅に届く。 A社チタンを使用して自宅で練習。約1時間吹いたが口周辺に痛み等なし。 A社チタンコーティングを使用して金管バンドの練習に参加。 1時間半ほどの合奏でほとんど吹き通しだが、痛みも水ぶくれもなし。 |
12月末 | A社チタンコーティングを使用して金管バンドのゲネプロと本番。 ゲネプロ2時間程度、本番2時間程度吹いたが、痛み腫れ等の症状はなし。 |
中学校や高等学校の吹奏楽部で所属している方や、プロとして金管楽器を演奏されている方で金属アレルギーの場合、楽器を使うと口の周りがかゆくなったり腫れてしまい大変な思いをしているがどうすればいいのか?また、プラスチックのマウスピースではなく元の素材に近い状態のマウスピースを使うためにはどうすればいいのか?
そういった、音楽を演奏することを楽しみたいのに演奏することが困難になっているというお悩みを解決するために開発した金管楽器のマウスピースコーティング処理です。
メディアに掲載されました
平成24年 9月15日 (2012年) |
第433回日本皮膚科学会大阪地方会で「金属アレルギーを発症しても金管楽器演奏は可能である」との発表で、当社の金属アレルギー防止加工をしたマウスピースが紹介されました。
第433回日本皮膚科学会大阪地方会 |
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平成24年 9月号 (2012年) |
Band Journal [バンドジャーナル] 9月号 「マウスピースをコーティングして金属アレルギーを防止する新技術」として、当社のアレルバスター加工が紹介されました。 (株式会社 音楽之友社) |
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平成23年 9月号 (2011年) |
管楽器専門月刊誌 PIPERS [パイパーズ] 9月号 Pick up 今月のNEW PRODUCTSに、金属アレルギーで悩むの金管楽器奏者へ、マウスピースへのコーティング… が掲載されました。 (株式会社 杉原書店) |
【必ずお読みください】マウスピースのアレルバスター加工の注意点
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