金属アレルギー専門店3つの「こだわり」

頬杖をつく女性

金属アレルギー専門店は創業時、「お客様にとって存在価値のあるJBC」を経営理念に掲げスタートいたしました。

 

表現は難しく感じますが、お客様に必要と感じて頂ける会社を目指そう、
効率という言葉に惑わされることなく、存在価値のある物づくりを目指そうと今日に至ります。

 

金属アレルギーに悩む女性もおしゃれを楽しんでほしい!

 

ここでは、
金属アレルギー防止コーティングの3つのこだわりをお伝えします。

 

 

なぜきれいな色にこだわるのか

私たちジュエリー業界に携わるものは、『美』を追求してきました。
ただ残念なことに、”金属アレルギー防止”を追求することで、美しさを犠牲にすることしかできない日々が続きました。

 

一般的に金属アレルギーの方の場合、チタン商品をご利用になることが多いかと思いますが、純チタンは色が徐々に黒くくすんでいきます。(TiO2)

 

その黒ずんだジュエリーのせいで、顔の印象が暗くなってしまいます。
逆に、明るい色合いのジュエリーなどをつけていると、顔の印象が明るく、若々しく感じられます。
ましてや、純白に純粋の愛を誓うウエディングでは決定的なダメージとなります。

 

色が美しくて、金属アレルギーの方でもお使いいただけるジュエリーを作れないかな?

 

そこで取り組んだのが、プラチナ(ゴールド)チタンイオンプレーティングです。
チタンの硬化層に、さらに高価なプラチナやゴールドを置くことにより、プラチナやゴールドのジュエリーと同じ輝きを実現することができました。

 

なお、この特殊なイオンプレーティングは皮膚科に通院する、金属アレルギーの患者さんへの装着テストで、金属アレルギーが発症しないことを確認、治験済みのものです。

 

 

なぜ高価なイオンプレーティングを使用するのか

イオンプレーティング加工は、真空装置内の蒸発源と基盤間にプラズマを生成し、蒸発原子をイオン化した後、電界で加速して基盤に衝突させて皮膜を形成する方法です。

 

このイオンプレーティング加工技術はNASAで開発され、現在は 多陰極方式、高周波方式、ホローカソード方式、ラクスタイオンビーム方式などがあります。

 

当社では、いろいろなイオンプレーティング処理を研究した結果、耐久性にすぐれ、色調に安定性があり、密着性にすぐれたコーティング加工を行う技術を持つメーカーの協力を得ることができ、最終的にチタンの硬化層とプラチナやゴールの表面の優美性を両立した高級感のあるイオンプレーティングをジュエリーに使用することができました。

 

このような特殊なイオンプレーティング加工をジュエリーに使用する話など聞いたことが無いとの理由で当初、加工を受けていただけませんでした。

 

しかし、

 

このコーティング加工が大変高価な加工だからこそ、ジュエリーにこそ応用するべき!

という、私たちの熱い思いを伝えることができ、今回の開発につながりました。

 

尚、通常のジュエリーにこのイオンプレーティング加工をすると金属の種類によっては中の金属イオンが表面に露出してくることがわかっております。
そこで当社は他ではマネできない、特殊な下地処理を行うことでこの問題を解決することができました。

 

また、ブラックイオンプレーティング加工には通常ブラックIPを使用しますが、通常のブラックIPに表面を突き破るようなキズが付いた場合、黒基調の中では傷が目立ってしまいます。

そこで、当社ではIP加工で一番高価で高硬度(Hv3000以上)、耐摩擦性に強いDLC(Diamond Like Carbon ダイヤモンドライクカーボン)を使用。キズが付きにくく落ち着いたブラックに仕上げました。

 

イオンプレーティング加工の説明はこちら

この商品は金属アレルギー防止を主目的として開発した商品で、金属の溶出検査、金属アレルギーの患者さまへの装着テスト等をクリアしており、安全性の検証ができております。
ただし、ホワイトゴールド同様、使用状況によっては表面のコーティングが摩耗する可能性はございます。
表面のコーティング(IP)が剥離した場合は、再加工ができないため、新たにご購入していただく必要がございます。

 

なぜ安全性にこだわるのか

今回の開発は、金属アレルギーでお困りの方に安全に使っていただけるジュエリーをご提供するためです。
ジュエリーですから、美しいことはもちろん、安全でなければなりません。

 

そこで、完成した製品の安全性を検証するために、主に金属アレルギーを研究されておられる医学博士の中山秀夫先生に装着テスト計画書を制作して頂きました。

 

その御指示で

製品からの金属イオンの溶出はどうか?

財団法人化学物質評価研究機構にて、体液に近い大塚製薬のラクテック注に30度で7日間浸し、溶出検査で安全性の確認を行いました。

その結果を受けて

複数の病院にて製品の着装でテスト

東京都、神奈川県、兵庫県の3病院の皮膚科にて、何の金属に対してアレルギーをお持ちかを確認した上で、春、夏、秋、冬のそれぞれ1ヶ月間の装着をお願いして検証。

この安全性の検証が後日「皮膚の科学」2008年12月(大阪大学医学部皮膚科学教室内 日本皮膚科学会大阪地方会)の論文に表題「Ion plating処理したネックレス(Hypoallergenic necklace)の金属アレルギー患者における使用成績」として掲載されました。

論文 論文 論文 論文 論文

安全性の検証についてはこちら

 

それでもご心配という方には当社の開発いたしましたプラチナチタンイオンプレーティングネックレスを無料でお貸し出ししております。
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